レース展望・予想

ジンギが地元で王者の走りを見せる「兵庫大賞典」(園田競馬)

2021/05/05

5日(祝・水)の園田競馬メイン第11レースに「第57回兵庫大賞典」(園田競馬場1870メートル)が行われる。

◎7 ジンギ(牡5、橋本忠明厩舎)は昨年の兵庫大賞典2着から一気に飛躍し、昨年の兵庫年度代表馬に選出されると、年明けの白鷺賞を7馬身差の快勝。また、前走の名古屋大賞典JpnIIIで4着と初のダートグレードでも結果を示した。その後はここを目標に入念に調整されており、今回の地元重賞ならまず負ける要素は見当たらない。古馬になってゲートをしっかり決めるようになっており、他に先行する馬がいなければ白鷺賞同様に逃げることも考えられる。どのような形でも運べる強みを生かしたい。

○5 エイシンニシパ(牡8、橋本忠明厩舎)は前走、佐賀のはがくれ大賞典を制して兵庫所属馬として史上最多となる重賞13勝目を挙げた。8歳になり多少ズブい面は出てきているが、レースではまったく年齢を感じさせない走りを見せている。ジンギには昨年の姫山菊花賞で勝利しているものの、完成期を迎えた今のジンギ相手ではさすがに逆転は厳しい感じもするが、連争いの筆頭格には推奨したい。

▲10 マイフォルテ(牡7、田中一巧厩舎)は昨年のオグリキャップ記念で重賞初制覇。姫山菊花賞4着後は脚元に不安があって休養に入り、今回は7カ月ぶりになるが、ゲート試験・自主能検ともに迫力のある動きを見せており、久々でも力を出せる状態にある。豊富なスタミナが武器で距離は長ければ長い方がいいだけに、目標は次走予定の六甲盃(2400メートル)となりそうだが、このメンバーなら上位の一角に食い込める。

☆3 ドライヴナイト(セン8、新子雅司厩舎)は1400メートルで良績が多いが、1870メートルの園田金盃でも4着にきており、距離は心配ない。好位から運ぶ自分の形にならないとモロい印象はあるが、中間は疲れを感じさせずに高いレベルで状態をキープできており、この馬も連争いに加えたい。

△8 コスモバレット(牡6、石橋満厩舎)は前走エイシンニシパから3/4馬身差の2着と、古馬の重賞で初めて連対を果たした。近走は位置取りを気にせず自在性も出てきた。6歳でまだ伸び盛り。地元の重賞でも好走を期待したい。

△1 メイプルブラザー(牡7、大山寿文厩舎)は佐賀記念JpnIII・6着後リズムを崩しているが、調子落ちという感じではなく、少しダラダラした(集中力を欠いた)走りになっていると陣営は見ている。今回は川原正一騎手がテン乗りとなるが、百戦錬磨の鞍上で変わってくる可能性がある。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 7→5・10・3・8・1(5点)
3連単(1軸流し) 7→5・10・3・8・1(20点)

兵庫大賞典の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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