レース展望・予想

相手関係有利なタンクティーエー「五月晴特別」(金沢競馬)

2021/05/05

4日間連続で開催されているゴールデンウイーク期間中の金沢競馬は、5月5日(祝・水)にフィナーレの4日目が行われます。メインは第9レースの「五月晴特別」(A1級一組、金沢競馬場1700メートル)です。やや順調さを欠くメンバーが顔をそろえて、どの馬を軸にするか頭を悩ます難しい一戦になっています。

◎4 タンクティーエー(牡5、高橋俊之厩舎)は開幕戦の1700メートル戦で2着に粘り込みましたが、前走のJBCイヤー記念でも後方のまま6着と着外が続いています。ここ2走は相手が強すぎてすんなり好位から運べなかったこともあり、今回の顔ぶれなら楽な先行策が見込めそう。久々にしっかり追い切られており、岩手から転入してきた短距離戦に良績があるミラクルダマスクがハナに立つ展開になって、終始2番手をキープできれば、直線抜け出すチャンスはありそうです。

○2 タラニス(牡6、中川雅之厩舎)は転入初戦こそ9着に崩れましたが、2走前のJBCイヤー記念では4着とタンクティーエーに先着しており、前走のA1級二組でも直線脚を伸ばして際どい3着争いを演じました。前戦地の兵庫では主に1400メートル以下を使われていましたが、前走の1700メートル戦の走りを見ると、距離延長にもだいぶ対応できるようになっています。クラスは上がりましたが、ここ2走に比べてメンバー的には楽になっており、直線の叩き合い勝負になるなら底力発揮で連対も狙えそうです。

▲6 ビーハグ(セン9、吉井敏雄厩舎)は前走の金沢スプリングカップで後方のまま8着でしたが、引き続き追い切り時計は出しており、好調さがうかがえます。直線一気の追い込みを決めた2走前のスプリング特別のように、前に行った馬が競り合う流れになるなら、再び末脚を発揮するシーンがありそうです。

今春戦列に復帰して凡走が続いていた△7 ストロングフーヴス(牡4、金田一昌厩舎)でしたが、前走のA2級一組では2番手追走から直線競り勝って1年以上ぶりの勝利を飾りました。続けて1700メートルを走れるのはプラスで、今回も外枠から気分良く走ることができれば好勝負できるかもしれません。

△5 ティモシーブルー(牡7、金田一昌厩舎)は前走も道中絶好の手応えで進みながら、直線伸び切れず5着でした。中1週でも使ってきた今回は、初コンビとなる中島龍也騎手が新味を引き出せるかが鍵を握ります。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔2・6・7・5(8点)
3連単(フォーメーション) 4→2・6・7・5→2・6・7・5 2・6・7・5→4→2・6・7・5(24点)

五月晴特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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