レース展望・予想

サブノタマヒメの相手探し「ノトキリシマ賞」(金沢競馬)

2021/05/02

ゴールデンウイーク期間中の金沢競馬は5月2日~5日の4日間連続開催になります。初日である2日(日)のメインは第11レースの重賞「第2回ノトキリシマ賞」(3歳牝馬、金沢競馬場1500メートル)です。

◎5 サブノタマヒメ(金田一昌厩舎)は今年開幕戦から2連勝と好調で、前走は名古屋の東海クイーンカップへ遠征しました。スタートは決めたものの6番手からのレースとなり、向正面から早めに仕掛けて3コーナーで5番手まで浮上しましたが、直線で手応えが一杯になってしまい9着に敗れました。初めての遠征競馬で負担を少なくしようと考えた当日輸送が堪えてしまったようで、本来の活気を失っていたのが敗因でした。中10日と日程は詰まっていますが、金沢に戻ればスピードは同世代の中では抜けており、牝馬限定戦なら負けられないところです。次は園田ののじぎく賞に挑むプランもあり、地元でしっかり勝ってリズムを取り戻しておきたいです。

注目は相手探しで○1 ラッシュフェイス(金田一昌厩舎)が次位争いの1番手になります。2歳時に2勝を挙げて、冬場は大井へ移籍しましたが12着と苦戦しました、金沢に戻って来てからは掲示板を外さない走りを続けていて、前走は先行してクビ差の2着に粘り込みました。サブノタマヒメとは2歳終盤の準重賞・あての木賞で初めて対戦して1秒6差離されていますが、先行して崩れなくなっている今の状態なら着差は縮められそうです。

▲3 ハクサンエガオ(加藤和義厩舎)は中央未出走で今春に移籍してきて、転入2戦目の前走を逃げ切り初白星を飾りました。昨年このレースを勝ってブレークしたハクサンアマゾネスとイメージが重なりますが、まだスタートにも課題があり粗削りな印象です。しかし牝馬ながら490キロ近い恵まれた馬体からパワーはありそうで、ここでも好勝負ができれば今後が楽しみな存在になります。

△6 カナザワクリステル(菅原欣也厩舎)は2歳夏に骨折してしまい、前走は約8カ月半ぶりの実戦でしたが、先手を奪って2着に粘り込むスピードを見せました。休み明けを使った反動は見られず、今回も積極的なレースできるなら今後につながりそうです。

△9 ピースゼール(加藤和義厩舎)も使われながら調子は持ち直してきており、サブノタマヒメが大きく後続を引き離す展開になるなら、ひと脚繰り出して浮上してくるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→1・3・6・9(4点)
3連単(1軸流し) 5→1・3・6・9(12点)

ノトキリシマ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬