レース展望・予想

中1週で意欲の臨戦ハクサンアマゾネス「利家盃」(金沢競馬)

2021/05/16

今週の金沢競馬は日、火曜日で開催されます。5月16日(日)のメインは第11レースの「第2回利家盃」(金沢競馬場2000メートル)です。昨年から新設された重賞で、勝ち馬には6月15日の百万石賞への優先出走権が与えられます。

◎9 ハクサンアマゾネス(牝4、加藤和義厩舎)は、ゴールデンウイーク開催の徽軫(ことじ)賞で重賞連勝を狙いましたが、好発を決めて先手を奪ったネオアマゾネスにまんまと逃げ切られて2着でした。スタートで立ち遅れる不利もあって道中外から懸命に追い上げて、4コーナーで先頭を走るネオアマゾネスに1馬身差まで迫りましたが、直線半ばで力尽きてしまいました。これまで月1走のローテーションを守ってきましたが、今回は中1週でレース間隔はないものの、追い切りはこなしており、引き続き仕上がりは悪くありません。2000メートル戦は久々となりますが、石川ダービー、中日杯とこれまで重賞2勝しており、外枠から発馬を決めてペースを握ることができれば、勝負根性の違いで押し切ってしまいそうです。

○4 エイシンレーザー(牡6、佐藤茂厩舎)は転入初戦を勝って挑んだ前走の金沢スプリングカップで、逃げたファストフラッシュに1馬身差まで迫る2着でした。2周向正面半ばからトウショウデュエルと馬体を併せて一緒に上がっていき、終始追い通しの手応えながらも、ゴール前でさらに伸びてきた底力には驚かされました。引き続き追い切りでは直線強烈に伸びており、転入からの好状態はキープしています。前を行くハクサンアマゾネスにあまり離されず追走して、直線のたたき合いに持ち込むことができれば、悲願の初タイトルも夢ではありません。

▲1 トップロイヤル(牡4、高橋道雄厩舎)は7連勝した勢いから、前走の金沢スプリングカップで単勝1番人気に推されましたが、直線伸び切れず4着でした。敗れはしましたが、スタートから逃げたファストフラッシュに並びかけて真っ向勝負を挑み、4コーナー手前まで食い下がった内容は評価したいです。課題だったスタートも以前に比べると改善しており、1900メートルでも大きく崩れなかったことから、距離がさらに延びても問題はなさそうです。ハクサンアマゾネスとの対決は初めてとなりますが、初騎乗となる米倉知騎手がどう導くか注目されます。

△6 ロンギングルック(牝5、金田一昌厩舎)は連覇を狙った前走の徽軫(ことじ)賞でも4着と連絡みできませんでした。しかし引き続き順調に追い切りをこなして仕上がりは例年より悪くないだけに、復調のきっかけをつかみたいところです。

△8 エターナルヒーロー(セン11、中川雅之厩舎)も毎走堅実な追い上げを見せていて、年齢を感じさせません。重賞挑戦で相手が強くなりますが、前崩れの展開になるなら浮上するチャンスがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 9→4・1・6・8 4・1→9(6点)
3連単(フォーメーション) 9→4・1・6・8→4・1・6・8 4・1→9→4・1・6・8(18点)

利家盃の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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