レース展望・予想

2歳最優秀馬リュウノシンゲン順当に「スプリングカップ」(水沢競馬)

2021/04/04

2021年度の岩手競馬は4月4日(日)から水沢でスタート。新シーズン開幕を飾るメインは第11レースの3歳重賞「第46回スプリングカップ」(水沢競馬場1600メートル)。

◎2 リュウノシンゲン(牡、菅原勲厩舎)は昨シーズン9戦7勝、3着2回。重賞4勝マークして岩手2歳最優秀馬に選出されました。冬期間はテンコー・トレーニングセンターへ移動して坂路をメインにビルドアップ。どのような成長をとげたか、再会が楽しみです。今季初出走のハンデは関係なし。順当に勝つことはもちろんのこと、レース内容が最大の焦点になります。

○8 グランフォロミー(牡、櫻田康二厩舎)は北海道1勝から知床賞へ参戦し5着。そのまま岩手へ移籍して寒菊賞、金杯で連続2着。特に金杯ではリュウノシンゲンにアタマ差まで肉薄しました。金杯後、こちらは千葉の牧場でリフレッシュして帰郷。乗り込み量に不足はなく、3度目の対決で打倒リュウノシンゲンを果たすか注目が集まります。

▲9 シラカミロード(牡、菅原勲厩舎)は昨年まで好、凡走の落差が激しく成長途上の印象を与えましたが、冬休み明けの前走を完勝。好位キープから早め先頭に立ち、そのままゴール。メンバーが甘かったとはいえ、ひと皮むけたレースぶりを披露しました。父シビルウォーも奥手でしたから今季が飛躍の年。距離延長も望むところです。

△7 スクアドラハイ(牡、伊藤和厩舎)は川崎から里帰り。激戦区で揉まれてきた経験を生かしたいところ。

△5 アイノエスポワール(牡、佐藤雅彦厩舎)はエスポワールシチー産駒でキャリア4戦。伸びしろ十分です。

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馬単 2→8・9・7・5 8→2(5点)
3連単(フォーメーション) 2・8→2・8→4・5・7・9(8点)

スプリングカップの出走表はこちら

(文/松尾康司)


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