レース展望・予想

オンワードマリー勝負気配「チューリップ特別」(名古屋競馬)

2021/03/24

3月24日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「チューリップ特別」(A級3組、名古屋競馬場1600メートル)。

勝ち負けレベルの馬が多く混戦ムード。勝負ムードが漂う◎6 オンワードマリー(牝6、宮本仁厩舎)を狙い撃ちだ。久々の勝利を飾った12月の3組特別以降、8、5、3着といまいちの成績に留まるが、もともとが勝ちみの遅い差しタイプで仕方のないところ。しかし今回に臨む最終追い切りでは久々に長めから強めに追われ、シャープなキレを披露。勝負気配がプンプン漂っている。相性がいい主戦・岡部誠騎手とのコンビが3戦ぶりに復帰するのも買い材料の1つ。前走も直線では末脚を伸ばし馬券貢献し、レース内容そのものは悪くなかった。今年初勝利のチャンスとみた。

ひと息入った臨戦過程も、○4 キクノゼファー(牡6、川西毅厩舎)は7戦3勝、2着3回、3着1回と好成績を残す当地のマイル戦。逆転に虎視眈々(たんたん)だ。当地のA級特別で【2・3・3・2】と勝ち負けを演じる安定勢力でもある。逆転十分だ。

前走不発に終わった▲7 エールドール(牝5、角田輝也厩舎)の巻き返しにも要警戒したい。前走の弥生昇竜戦はオープンクラスの好メンバーの上、レースの流れに乗れないロスも響いていた。復帰初戦でいきなり連対した3組特別に戻れば、反撃が期待できそうだ。

A級昇級後も好調をキープする△2 ウォーターリベルテ(牡5、塚田隆男厩舎)に、主導権を握れば一変が可能な△8 モズオラクル(牡6、安部幸夫厩舎)も侮れない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔2・4・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 6→2・4・7・8→2・4・7・8 2・4・7・8→6→2・4・7・8(24点)

チューリップ特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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