レース展望・予想

逃亡劇なるかセカイノホシ「若草賞」(名古屋競馬)

2021/03/23

3月23日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第19回若草賞」(3歳牝馬、名古屋競馬場1400メートル)。

グランダム・ジャパン2021の3歳シーズン開幕戦では、遠征勢5頭含む精鋭12頭がフルゲートで激突する。キャリアの浅い若駒戦でしかも地方全国交流重賞。力関係の把握が難しく激戦模様と言えそうだ。

多くの馬にチャンスはあるが、地区レベルの高い南関勢を上位視するのがやはりベター。軸に期待は実績上位の◎11 セカイノホシ(大井・蛯名雄太厩舎)だ。北海道在籍時にオープンで2勝を飾った好素材で、昨秋の川崎遠征のローレル賞には低評価に反発し、堂々2着に逃げ粘ってみせた快速先行馬。最近2走こそ16着(東京2歳優駿牝馬)、11着(ユングフラウ賞)とともに大敗するが、主導権が奪えず、しかも難敵ぞろいの重賞だった。しかし中間の調教や追い切り気配はアップし、東海地区への遠征重賞で手ごろな相手との対戦に変わった。大外枠スタートもスタートを決めて自慢の快速逃げを披露するか。

キャリアわずか3戦も○7 ミラバーグマン(大井・須田和伸厩舎)は魅力がいっぱい。大井の新馬戦を6馬身ちぎった素質馬は、前走の準重賞・桃花賞では後方から鋭く4着まで追い上げて見せ場を作り、改めて潜在能力をアピールした。前走に続く“地方の名手”吉原寛人騎手とのコンビも陣営の意気込みの表れ。当然高い評価が欠かせない。

地の利がある地元勢では、梅桜賞馬の▲8 ティーズダンキー(今津博之厩舎)に期待がかかる。半兄ティーズダンクは重賞戦線でも活躍する南関東のバリバリのオープン馬。転入当初は成績いまいちだったがここにきて、良血がめきめき頭角を現してきている。強敵遠征勢相手にどんなレースができるか、見逃せない。

もちろん、東海地区への遠征重賞で高い実績を持つビッグブランドの浦和・小久保智厩舎が送り込む△3 ハナハナ(浦和・小久保智厩舎)に、決め脚ある△5 パールプレミア(兵庫・新子雅司厩舎)も軽視できない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 11⇔3・5・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 11→3・5・7・8→3・5・7・8 3・5・7・8→11→3・5・7・8(24点)

若草賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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