レース展望・予想

実績断然クリンチャーが決めるか「名古屋大賞典」(名古屋競馬)

2021/03/11

3月11日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第44回名古屋大賞典JpnIII」(名古屋競馬場1900メートル)。

相変わらず名古屋のダートグレードレースはJRA勢が強さを発揮しているが、今年の中央勢は例年以上に強力な構成。主役はもちろん、実績ピカイチの◎7 クリンチャー(牡7、JRA・宮本博厩舎)だ。菊花賞GI・2着馬(17年)で、凱旋門賞GI(18年)にも挑戦したスターホース。昨年2月からはダート路線に矛先を向け、11月のみやこステークスGIIIでは待望のダートでも重賞ウイナーの仲間入り。前走の佐賀記念JpnIIIではコースレコードのおまけつきで9馬身ぶっちぎりVで飾り、地方の小回りコースもこなせる適応力の高さも披露した。中間ムードに追い切り気配も上々とあれば、中央・地方全国交流重賞の連勝に大きな期待がかかる。

○10 ロードブレス(牡5、JRA・奥村豊厩舎)が一番の相手になりそうだ。前走の川崎記念JpnIはダート転向後、初めて崩れたが強敵ぞろいでもあった。日本テレビ盃JpnIIのVに、浦和記念JpnIIでも2着と能力の高さは疑いようもない。名手C.ルメール騎手との2度目のコンビもプラスに作用する。

佐賀記念JpnIIIは休養明け初戦で掲示板止まりだった▲6 ウインユニファイド(牡9、JRA・飯田雄三厩舎)だが、昨年7月のオープン特別ではクビ差ながらクリンチャーに土をつけてみせた。再度早めに抜け出すレース運びができれば、大仕事も可能。

地方勢ではトライアルレースVのノーブルサターンも軽視できないが、注目したいのが△1 ジンギ(牡5、兵庫・橋本忠明厩舎)。デビュー以来、21戦13勝、2着6回を誇る、レベルの高い兵庫のトップホース。園田金盃を5馬身、前走の白鷺賞は7馬身と、最近2走の重賞をともに圧勝し、絶好調でのダートグレード初挑戦。地方ファン待望の中央勢撃破の夢をかなえるか。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔1・5・6・10(8点)
3連単(フォーメーション) 7→1・5・6・10→1・5・6・10 1・5・6・10→7→1・5・6・10(24点)

名古屋大賞典の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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