レース展望・予想

転入3走目でユノートルベルが決める「枝垂桜特別」(名古屋競馬)

2021/03/25

3月25日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「枝垂桜特別」(A級2組、名古屋競馬場1800メートル)。

転入3戦目で◎1 ユノートルベル(牝5、櫻井今朝利厩舎)が今度こそだ。転入初戦だったオープン特別でコンマ4秒差4着。そして前走の昇竜戦ではアタマ差2着だった同馬。ただともに力の片りんはアピールした。特に前走の勝ち馬は、オープンでも勝利実績のある実力派タイガーアチーヴ。しかもマイペースの逃げと有利な流れに持ち込み、そんな中、タイム差なしまで肉薄した価値ある2着とも分析できる。距離の1800メートルも兵庫在籍時の戦歴からむしろ望むところ。転入3戦目で名古屋初勝利へ、待ったなしだ。

一番のライバルは差し脚シャープな○10 トリマゴラッキ(牝5、竹下直人厩舎)。ひと息入れた臨戦過程になったのは、強敵相手だった重賞挑戦が2度続いたから。梅見月杯は不発に終わったが、1月マイル争覇ではカツゲキキトキトに1馬身差まで詰め寄る2着に健闘している。勝利こそないもののレースがゆったり流れる1800メートル戦は得意の末脚勝負に持ち込める絶好の舞台。当然勝ち負けだ。

4着に留まった▲3 アンタエウス(牡5、川西毅厩舎)の前走は、先行馬向きのスローペースな流れと速い勝ち時計が敗因だった。それでも後方からひと脚使って追い上げ、見せ場を作った。トリマゴラッキ同様に、直線勝負に持ち込みたい。

一方、先行勢ペースに流れが推移すれば、しぶとい先行力が売りの△5 アセイラント(セン9)や休養明け初戦でも△2 ユウチャージ(牝5)の角田輝也厩舎勢に出番が訪れる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔2・3・5・10(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・3・5・10→2・3・5・10 2・3・5・10→1→2・3・5・10(24点)

枝垂桜特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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