レース展望・予想

サクラエンパイア押し切るか「2021金沢競馬開幕特別」(金沢競馬)

2021/03/14

冬季休業中だった金沢競馬が3月14日(日)から再開されます。2021年シーズンのオープニングはいきなりの3日間連続開催で、初日のメインレースは第10レースの「2021金沢競馬開幕特別」(A2級二組、金沢競馬場1400メートル)になります。

◎8 サクラエンパイア(牡8、中川雅之厩舎)は元中央4勝馬で、前戦地の大井ではA2以下の1400メートル戦で逃げ切った実績があります。金沢に移籍してきたのは昨年11月からで、2戦目のA1級二組の1700メートルを逃げ切るなど3戦して1勝、3着2回とまだ底を見せていません。冬休み明けですが、A2級にクラスが下がったのは有利で、短い距離も歓迎です。激しい先行争いが予想されますが、好位追走から向正面で早めに先頭へ抜け出すことができれば、底力の違いで押し切れそうです。

相手探しが難しいですが○1 オーミサルーテ(牡5、鈴木正也厩舎)に期待したいです。中央や笠松では1勝もできず苦戦が続いていましたが、昨春から金沢に移籍すると水が合ったのか6勝とブレークし、A2級で勝ち負けするまでに成長しました。激走続きとあって昨終盤戦はさすがに失速しましたが、冬場に休養したことで、追い切りの動きにスピード感が戻っています。最内枠から発馬を決めて先手を奪うことができれば、持ち前のしぶといスピードが発揮できそうです。

▲2 マルハチアポロン(牡4、佐藤茂厩舎)は昨年12月の準重賞・能登波の花賞で5着に敗れましたが、それまでは3連勝を挙げて勢いに乗っていました。今年からA級入りとなり条件面は楽ではありませんが、ここでも好勝負できるなら今後が楽しみになります。

△10 メジャーシップ(牡10、佐藤茂厩舎)は追い込みタイプで忙しい短距離戦はどうかですが、昨年7月のA2級二組の1400メートルで中団追走から向正面一気に駆け上がって3コーナーで先頭に立ち、そのまま押し切る強い勝ちっぷりを演じています。さらに年齢は重ねましたが追い切りの動きは元気いっぱいで、前崩れの展開になるなら、突っ込んでくる可能性は十分にあります。

△4 トレミエール(牝5、高橋俊之厩舎)もB2級からA2級へ一気にクラスが上がって楽ではありませんが、中央1勝馬で金沢でまだ連対を外していないスピードから警戒は必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 8→1・2・10・4(4点)
3連単(1軸流し) 8→1・2・10・4(12点)

2021金沢競馬開幕特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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