レース展望・予想

佐賀デビュー馬限定なら負けられぬシュリーデービー「古伊万里賞」(佐賀競馬)

2021/02/20

20日(土)佐賀競馬メイン第8レースは「古伊万里賞」(3歳1組、佐賀競馬場1400メートル)。

◎5 シュリーデービー(牝、真島元徳厩舎)は、九州ジュニアチャンピオン(10月18日、1400メートル)を勝利して佐賀デビュー2歳馬の頂点へ立ちましたが、他地区デビュー馬との戦いだったその後の3戦は敗れています。前走の筑紫野賞(1月23日、1750メートル)は再び佐賀デビュー馬限定戦となり、逃げてマウイバークマンに5馬身(1秒0)差をつけて勝利しました。今回は前走に引き続き佐賀デビュー馬限定戦の上、前走の2、3着馬は不在の一戦となり、ここは負けられないところです。

○2 キンナラキー(牝、三小田幸人厩舎)は、天山賞(11月7日、1750メートル)での3着など、2歳特別や3歳特選クラスでは掲示板内に4回進出しています。筑紫野賞ではシュリーデービーに2秒6差の4着でしたが、今回はそれ以上の躍進も狙えそうなメンバー構成となりました。

▲9 カシノロナウド(牡、真島元徳厩舎)は、勝ち馬とは差をつけられたレースが多いものの、ここ6戦連続で掲示板内を確保。4走前に1400メートルを使われた2歳2組(12月19日)では勝ち馬からコンマ2秒差の3着でした。その後の3戦は中距離戦を使われていましたが、距離短縮で再度の馬券圏内進出を狙いたいところです。

今回は2、3歳の上位競走での実績がある3頭の争いとなりそうですが、前走の3歳5組(2月13日、1300メートル)で初勝利を挙げたタカノハート(牡、頼本盛行厩舎)や、9月のシリウス特別(1400メートル)4着のオーメンランゲ(牝、東眞市厩舎)にも上位進出の期待がかかります。

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古伊万里賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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