レース展望・予想

障害巧者イオンが混戦絶ち女王へ「黒ユリ賞」(ばんえい帯広競馬)

2021/02/14

2月14日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第46回黒ユリ賞」(3歳牝馬)が行われます。

 3歳牝馬最強馬を決める重賞で全馬640キロの定量戦です。前走のとかち氷雪賞組から1着ミソギホマレ、2着イオン、3着シンデレラナイト(鈴木邦哉厩舎)他5頭(アバシリサクラは出走取消)、A級-2組2着サクラヒメ、B級-1組1着ミススマイルの10頭です。640キロは全馬未知の重量で、過去にはサダエリコ、フクイズミなどの名牝が優勝していますが、今回のメンバーは4勝から5勝馬が多く力量も拮抗して一枚抜けた馬が不在。どの馬にもチャンスがあり一波乱もありそうです。

◎10 イオン(槻舘重人厩舎)を本命に推します。ここまで18戦して5勝を挙げています。牝馬限定戦のいちい賞で2着の実績もある快速牝馬。初勝利はデビュー2戦目で、その後A2級に昇級して2連勝していますが、その2戦の2着馬が今季新設された3歳牡馬重賞の翔雲賞2着マサタカラ、翔雲賞勝ち馬タカナミと、ここに入れば大威張り出来る実績です。重量も厳しいですが障害には絶対の自信を持っており、逃げ切りが期待されます。

○9 ミソギホマレ(坂本東一厩舎)が対抗です。こちらも18戦して5勝を挙げています。初勝利はデビュー6戦目でエリート街道とは言えませんが、一戦ごとに力をつけてきたタイプです。馬体重も新馬戦の924キロから前走時は957キロまで成長しています。スタートから先行し障害で抜け出すのが勝ちパターンです。騎手の乗り替わりが多い馬ですが、5勝すべてが今回と同じ阿部武臣騎手の騎乗です。

▲5 アバシリサクラ(金田勇厩舎)が3番手です。5勝馬ですがそのうちの1勝がナナカマド賞で実績はナンバーワンといえます。近走は相手強化もあり精彩を欠いていますが、一戦ごとに良化が見られ、大駆けも期待されます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 10→9・5・6・4(4点)
3連単(フォーメーション) 10→9→5・6・4(3点)

黒ユリ賞の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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