レース展望・予想

昨年の年度代表馬ジンギが貫禄を示す「白鷺賞」(姫路競馬)

2021/01/28

28日(木)の姫路競馬メイン第11レースに「第50回白鷺賞」(4歳以上定量、姫路競馬場2000メートル)が行われる。

◎5 ジンギ(牡5、橋本忠明厩舎)が断然の主役。昨年は10戦して7勝、2着3回とほぼパーフェクトな成績。摂津盃、園田金盃の2重賞を制して一気に古馬の頂点に立ち、年度代表馬にまで輝いた。特に秋以降は好位から押し切る競馬が板につき、レース後にはすぐに息が入るなど、馬体が本格化したことを印象づけている。今回もここを目標に万全の仕上げが施されており、死角はないだろう。今後は遠征競馬を視野に入れていると陣営のコメントがあるが、まずは地元の中長距離戦で改めて強さを示す。

○8 ショートストーリー(牡8、高知・田中守厩舎)は高知からの遠征。前走、川崎の報知オールスターカップで並みいる強豪がそろったなか、後方から追い上げて5着と好走した。2000メートルの距離適性はこのメンバーで最も高そうだ。前回輸送で体を減らした点は気掛かりだが、今回は輸送距離の短い姫路でそこまで大きな影響はないだろう。

▲1 アンバラージュ(牝5、佐賀・真島元徳厩舎)は佐賀からの遠征。昨年のグランダムジャパン古馬シーズンでは総合4位と遠征競馬に慣れている。前走の中島記念で重賞初制覇となったが、鮫島克也騎手が後続を引きつけるだけ引きつけて、最後は二の脚を発揮して逃げ切るという絶妙な手綱さばきを披露している。鞍上は完全に手の内に入れている印象だ。

☆2 タガノジーニアス(牡8、新子雅司厩舎)は地元の重賞でもうひとつ結果が出ていないが、名古屋で重賞2勝しているように輸送競馬で気合が乗るタイプのようにも見受けられる。実力的にはここでも好勝負できるものがあるだけに、巻き返しに期待したい。

△3 ナムラヘラクレス(牡7、玉垣光章厩舎)は新春賞でエイシンニシパからハナ差の2着とあと一歩のところで重賞初制覇を逃したが、一線級相手にも通用することを示した。今回は主戦の吉村智洋騎手に替わり、マイペースで逃げられるようなら引き続き期待できる。

△10 トイガー(牡5、大山寿文厩舎)は転入初戦が案外だったが、スタートでつまずいて5馬身ほど出遅れたことが響いた。19年レパードステークスGIIIで3着に入った実績があり、発馬を五分に決めれば、ここでも通用する力はあると思われる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→8・1・2・3・10(5点)
3連単(1軸流し) 5→8・1・2・3・10(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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