レース展望・予想

ダミアンバローズの安定感を信頼「寒風特別」（姫路競馬）

2021/01/26

26日（火）の姫路競馬メイン第11レースに「寒風特別」（B1、姫路競馬場1500メートル）が行われる。

◎4 ダミアンバローズ（牡5、飯田良弘厩舎）の近走はうまく歯車がかみ合わず、なかなか勝ちきれないといった現状だが、6戦連続3着以内と安定感は抜群。前走は前に行った2頭の決着で展開が向かなかっただけに、4コーナーでうまく前に取りついていれば、というレース内容だった。今回もいかにタイミング良く直線で抜け出せるかが鍵になるが、過去4戦2勝、2着2回と相性のいい下原理騎手に手が替わって巻き返しを期待する。

○5 ムキズ（牡4、有馬澄男厩舎）の前走はスタートでトモを滑らせて後手を踏んでしまい、まったく力を発揮できなかった。スタートを決め、2走前のように道中でうまく脚をためることができれば、直線で決め手が生きてくる。

▲9 シェアザモーメント（牡7、土屋洋之厩舎）はすんなり好位にも取りつけるし、2走前のように向正面からまくり上げる競馬もできるなど、レースの幅が広い。地力も高く、2走前には今回も対戦するダミアンバローズにクビ差まで肉薄し、前走はA2混合でも4着に好走している。自己条件ならそろそろ勝ち負けに持ち込みたい。

☆1 エストレラブランコ（牡5、石橋満厩舎）はB1昇級後の2戦が案外だが、「少し疲れが出た」と陣営が話しているように、今回は間隔を空けて調整され、長めの距離をしっかり乗り込んできた。姫路は初めてになるが、今回は相手がここ2戦に比べると楽になっており、見直す必要がある。

△7 イケノオテンチャン（牝5、高馬元紘厩舎）もムキズ同様に前走はゲートで膠着してしまって度外視できる内容だった。近走は精彩を欠いているとはいえ、実力的には上位と大差なく、長く脚を使うタイプだけに初の姫路も合いそうだ。

△10 ジャストインタイム（牡5、保利良次厩舎）は転入2戦目で上積みが見込め、前走のようにスローペースで逃げられれば残り目が考えられる。

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馬単　4→5・9・1・7・10（5点）
3連単（1軸流し）　4→5・9・1・7･10（20点）

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（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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