レース展望・予想

4歳同士なら実績上位グランメガスマイル「奥州睦月賞」（水沢競馬）

2021/01/09

9日（土）水沢競馬メイン第10レースは明け4歳馬による準重賞「奥州睦月賞」（水沢競馬場1600メートル）。

◎10 グランメガスマイル（牡、櫻田康二厩舎）は南関東2勝から転入。重賞・やまびこ賞で2着を確保したほか、岩手三冠目・不来方賞5着、地方全国交流・ダービーグランプリにも出走経験があります。前走は2カ月ぶりの実戦に加え、いきなり古馬A級が相手でしたが、直線鋭く伸びて2着。確かな地力を証明しました。今回は同世代が相手。実績でもリードの上、さらに上昇確実。岩手初勝利のチャンスを迎えました。

○3 サンエイキングダム（牡、佐藤浩一厩舎）は2歳新馬戦を勝ち上がり、知床賞4着、寒菊賞5着で昨シーズンを終了。今季は初戦を圧勝し、一冠目・ダイヤモンドカップ4着。続く東北優駿8着後、戦線離脱を余儀なくされましたが、半年の休養明けを完勝。プラス32キロと大幅な体重増でしたが、成長分もあったのは疑いのないところ。実績はグランメガスマイルに次ぐものがあり、実戦を使われた上積みも十分。逆転首位まで。

▲4 ダンサーズドリーム（牝、菅原勲厩舎）はレースを使われながら本格化。8戦連続で連対を果たし、目下4連勝と充実一途。メンバーが骨っぽくなりましたが、勢いに乗って突破の構え。

△5 ピエナアルティシア（牝、齋藤雄一厩舎）は中央未勝利から転入後、馬券対象から外れたのは4着1度のみ。3歳牝馬重賞で3着に健闘し、水沢に替わって2戦2勝。コース適性が脅威の的。

△12 マルケイヘイロー（牡、三野宮通厩舎）は先行しての粘りが身上。大外でも警戒必要。

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馬単　10→5　（ボックス）　10・3・4（7点）
3連単（フォーメーション）　3・10→3・4・10→1・3・4・5・10・12（16点）

奥州睦月賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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