快進撃続くガニアン「兼六園ライトアップ特別」（金沢競馬）

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快進撃続くガニアン「兼六園ライトアップ特別」（金沢競馬）

レース展望・予想

2020/12/17

月、火、木曜日の変則で開催されている今週の金沢競馬。今シリーズは3日間とあって多頭数のレースが多いですが、中でも12月17日（木）第9レースの「兼六園ライトアップ特別」(B2級一組、金沢競馬場1500メートル）は、好調な3歳勢が顔をそろえて見ごたえある一戦になりそうです。

◎6 ガニアン（牡3、鋤田誠二厩舎）は今年9月に中央未勝利から転入してきて、ここまで当地で6戦5勝、2着1回と快進撃が続いています。他馬に並ばれても抜かせない勝負根性があり、前走も逃げた馬を3コーナーで交わして先頭に立つと、直線外から伸びた2着馬を寄せ付けずそのまま押し切ってしまう強い勝ちっぷりでした。勝ち時計も優秀で、相手が上がっても不安はありません。3連勝後にひと息入りましたが、休むことなく乗り込まれており、今回も逃げた馬を早めに交わして4コーナーを先頭で回ることができれば連勝は伸ばせそうです。

○7 エムティキラリ（牝3、佐藤茂厩舎）は今春に川崎から移籍してきて勝ち切れないレースが続いていましたが、ここにきて2連勝とリズムを上げています。いずれも直線の追い比べで競り勝つ勝負強さが光る勝ちっぷりで、転入当初に比べて馬体に実が入ってたくましくなってきたことが好結果につながったようです。ガニアンと同様に連闘使いを避けたためレース間隔は空きましたが、引き続き追い切りではスピード感ある動きを見せています。コンビを組む吉田晃浩騎手は別の馬でガニアンに2度競り負けているだけに、今度こその思いは強いはずです。

▲5 ジョーカーマーチ（牡3、佐藤茂厩舎）は今年10月から青柳正義騎手とコンビを組むようになってレースぶりが良くなり、前走は最内枠からの発走ながら道中でうまく外に持ち出し3コーナーで先頭に立つと、直線ではしぶとく伸びて後続を振り切っています。青柳騎手の好プレーもありましたが、以前に比べて集中力が途切れなくなっており、今回も横に他馬を見ながら気を抜かずに走ることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

△4 エナジーループ（牝3、鋤田誠二厩舎）も今年7月に中央未勝利から移籍してきて、すべて3着以内と底を見せていません。ここ3走は相手が強くて勝ち切れていませんが、ガニアンとエムティキラリがスタートから激しく先手争う展開になれば、堅実な差し脚で浮上してくるシーンはありそうです。

古馬勢では△9 ハクサンキャノン（牡5、加藤和義厩舎）が不気味です。ここ3走は掲示板確保がいっぱいのレースが続いていますが、今季馬券の絡んだのは吉原寛人騎手が乗った時ばかりです。約2カ月半ぶりの再コンビで巻き返しがあるかもしれません。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　6⇔4・5・7・9（8点）
3連単（フォーメーション）　6→4・5・7・9→4・5・7・9　4・5・7・9→6→4・5・7・9（24点）