レース展望・予想

外枠歓迎ベルティーナ「能登波の花賞」(金沢競馬)

2020/12/14

今週の金沢競馬は月、火、木曜日の変則開催になります。12月14日(月)のメインは第10レースの「能登波の花賞」(B1級、金沢競馬場1700メートル)です。B1級馬による準重賞で、昨年までは1900メートル戦で争われていましたが今年は1700メートル戦となり、好調メンバーがそろって激戦ムードになっています。

まず注目したいのはやはり3歳勢です。◎9 ベルティーナ(牝3、中川雅之厩舎)は今夏から中央未勝利から転入してきて、ここまで10戦5勝、2着4回、3着1回とまだ馬券を外していません。ここ2走はともに2着と勝ち切れていませんが、前走は勝ち馬と3コーナー手前から馬体を併せるマッチレースとなり、直線半ばで一度は先頭へ立ちながらゴール寸前で差し返される惜しい内容でした。続けて1700メートル戦を走れるのはプラスで、競り合いながらも最後までスピードが落ちなかったのは成長している証です。9月末の1700メートル戦で先着を許したブルベアジネンジョもいますが、外枠に入った今回はリベンジを果たしたいところです。

○3 マルハチアポロン(牡3、佐藤茂厩舎)は古馬と走るようになった今秋からメキメキ頭角を現した上り馬で、目下3連勝と勢いに乗っています。中でも前走は馬群を割って3コーナーから早めに先頭に立つと、そのまま直線独走して追い上げるウラカワノオトを2馬身半引き離す強い勝ちっぷりでした。今回は距離が延びて1700メートル戦になりますが、折り合い面に不安がなくなり本格化してきた今の状態なら、あっさりクリアしても不思議ではありません。

▲4 ブルベアジネンジョ(牡5、松野勝己厩舎)は今夏に中央1勝クラスから転入してきて、いきなり4連勝するなど快進撃が続いていましたが、9月末の1700メートル戦を勝って以降は末脚不発のレースが続いていました。しかし前走は直線先に抜け出した勝ち馬をゴール寸前まで追い詰めてアタマ差2着と復調の兆しを見せました。中央での唯一の勝ち星が1800メートル戦だったことから1700メートルの方が良さそうで、今回も勝負どころからエンジンが掛かれば、直線一気に伸びてきそうです。

△2 ウラカワノオト(牡4、加藤和義厩舎)もここ2走は距離不足で差し届かずの2着続きですが、1700メートル戦なら見直しは必要です。直線の追い比べ勝負になるなら、ブルベアジネンジョと並んで直線追い上げてきそうです。

△5 ヴァッフシュテルケ(牡9、中川雅之厩舎)も2戦続けて連対中で、調子を崩していた夏場から持ち直してきています、今回も逃げた馬をにらみながら好位でレースが運べれば粘り込むシーンがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔3・4・2・5(8点)
3連単(フォーメーション) 9→3・4・2・5→3・4・2・5 3・4・2・5→9→3・4・2・5(24点)

能登波の花賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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