レース展望・予想

底知れぬ魅力あるフクノソミュール「パンジー賞」(金沢競馬)

2020/12/08

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬は、12月8日(火)に5日目が行われます。日曜日の中日杯は3歳牝馬のハクサンアマゾネスが逃げ切るなど3歳勢の台頭が目立っていますが、最終第11レースの「パンジー賞」(B2級四組以下牝馬、金沢競馬場1500メートル)も、出走する3歳牝馬の3頭が人気を分けそうです。

◎8 フクノソミュール(牝3、鋤田誠二厩舎)は今年9月に中央未勝利から移籍してきて、まだ3着以内を外していない好素材です。2走前は好位後ろから一気にコーナーを駆け上がっての差し切り勝ち、前走は先手を奪っての逃げ切りと多彩なレース戦法から底知れない強さを感じます。今回からB級入りとなりますが、引き続き追い切りでは反応の良さを見せていて好調はキープしています。外枠に入ったのは金沢に来て初めてで、先団を見ながら外め好位からスムーズにレースを運ぶことができれば、これまで以上の勝ちっぷりが期待できそうです。

○7 ダヴィンチノチョウ(牝3、金田一昌厩舎)は前走のC1級一組で先手を奪う積極的なレースを試みて、勝ち馬には大きく離されましたが、2着に粘り込みました。フクノソミュールと同じく今回からB級入りになりますが、差す競馬もできるだけに大きく崩れることはなさそうです。1500メートルに距離は短くなりますが、今回も相手なりに走れる器用さを生かせれば、連絡みはしてくれそうです。

▲2 ドリームハット(牝3、宗綱泰彦厩舎)も前走のB2級一組は先手を奪って逃げましたが、向正面で一杯になってしまい8着に敗れました。現状では1700メートル戦はまだ距離が長いようで、1500メートルに短縮されるのは歓迎です。もまれずに先行できれば粘り強さを発揮するタイプで、早めに単独の先頭へ抜け出して4コーナーを先に回ることができれば、直線踏ん張って際どい勝負に持ち込めそうです。

古馬勢で連絡みできる可能性があるのは△6 オンマイオウン(牝4、川添明弘厩舎)です。B級入り後は成績が安定していませんでしたが、ここ3走はいずれも5着と堅実な差し脚を見せています。上位3頭の3歳馬がスタートから激しく先手を争う展開になるなら浮上のチャンスはあります。

△5 オーミハルカゼ(牝4、鈴木正也厩舎)は前走内でもまれて7着に崩れましたが、すんなり先行できればしぶとさは発揮できます。3歳勢が形勢する先団に食い下がっていければ流れ込みが図れそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 2・7・8(6点)
3連単(フォーメーション) 8→2・5・6・7→2・5・6・7 2・5・6・7→8→2・5・6・7(24点)

パンジー賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬