レース展望・予想

逃げて反撃エスカレードフジ「初氷特別」（名古屋競馬）

2020/12/07

12月7日（月）の名古屋競馬メイン第11レースは「初氷特別」（A級5組、名古屋競馬場1400メートル）。

確かな主役不在で混戦模様だが、◎7 エスカレードフジ（牡4、藤ケ崎一人厩舎）の巻き返しに期待したい。昇級初戦だった同条件の前走は、1番人気を集めながらもまさかの9着に終わった。勝ちパターンの主導権が握れず“展開負け”の要素が強かったと言える。全8勝のうち7勝までを逃げ切りで飾るように典型的な逃げタイプ。2番手からの競馬では自分のリズムでレースを運べず、持ち味が出せなかったようだ。比較的主導権がたやすく握れる構成利が見込め、200メートル短縮する1400メートルは【8・3・2・0】と絶好の相性を誇る舞台。注文通り先制かなえば前走のリベンジだ。

実績上位の○9 モニュメントキング（牡4、藤ケ崎一男厩舎）がライバルになりそうだ。500キロを超える大型馬で約半年ぶりと休み明けのハンデは大きいが、休養前の5月にはA級2組特別で逃げ切り完勝を飾っている。実力は誰もが認めるようにワンクラス上で、いきなり劇があっても驚けない。

▲10 クインザビクトリー（牝4、安部幸夫厩舎）はA級昇級後の近2走は不発続きだが、好成績を残す1400メートルに戻って今一度見直したい。流れに乗りやすい外枠スタートでもあり一発には警戒が必要。

堅実駆けタイプの△4 ネイビーフラッグ（牡5、瀬戸口悟厩舎）に、破壊力ある末脚が売りの△2 アンビシャススター（牡4、宇都英樹厩舎）の一撃も軽視できない。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　7⇔2・4・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　7→2・4・9・10→2・4・9・10　2・4・9・10→7→2・4・9・10（24点）

初氷特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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