レース展望・予想

世代牝馬限定ならエンゼルフクヒメ主役「ばんえいオークス」(ばんえい帯広競馬)

2020/12/06

12月6日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第45回ばんえいオークス」(3歳牝馬)が行われます。

定量で全馬670キロと格上馬が有利な牝馬限定戦となります。格付けも上はB2級のエンゼルフクヒメ、B3級のアバシリルビーら2頭からC1級のアヴエクトワまで格差はありますが、牝馬限定だけに格付けはシビアです。

◎4 エンゼルフクヒメ(小林長吉厩舎)を本命に推します。B2格付け馬です。定量で全馬670キロでの牝馬戦なら3歳牝馬ナンバーワンの実績を誇るこの馬が主役で通ります。デビュー当時からその障害力には定評のある馬で牝馬重賞・黒ユリ賞を制しています。今季の始動は7月と遅く、B3級からのスタートで、古馬相手に2勝ですが、2着は4回と勝てないまでも健闘しています。

○9 アバシリルビー(金田勇厩舎)が対抗です。B3格付け馬です。デビュー戦から2連勝し、2歳A級で勝ち負けしていた実力馬。黒ユリ賞ではライバルのエンゼルフクヒメの6秒5差の3着、イレネー記念では7着と敗れています。スピードは上位で障害も巧者ですが、切れる脚が直線では長く使えずに後ひと押しのところで惜敗しています。今回は牝馬限定なら力量的には互角以上。エンゼルフクヒメを負かすのはこの馬、逆転も十分あります。

▲6 フォルテシモ(坂本東一厩舎)が3番手です。B3格付け馬で今季4勝を挙げています。前走はアバシリルビーの15秒6差の6着と敗れていますが、同馬にはスタートから遅れずに追走、直線では走り負けしましたが、障害はひと腰で切れています。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 4→9・6・2・10(4点)
3連単(フォーメーション) 4→9→6・2・10(3点)

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(文/小寺雄司)


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