レース展望・予想

トゥザキングダムC1級特選初勝利なるか「ラピスラズリ特選」(佐賀競馬)

2020/12/04

4日(金)佐賀競馬メイン第10レースは「ラピスラズリ特選」(C1級1組、佐賀競馬場1800メートル)。

◎3 トゥザキングダム(牡6、柳井宏之厩舎)は、岩手や笠松ではA級で走っていたこともありましたが、佐賀ではC2級格付となり、8月の転入後は5戦いずれも連対しています(3勝)。前走の長崎街道小田宿特選(11月22日、1750メートル)では好スタートを決めましたが先行争いには加わらず中団の位置取り。直線で先に抜け出したアルファを外から追いましたが、1馬身(コンマ2秒)及ばず2着でした。今回は前走の勝ち馬が不在となり、C1級特選初勝利のチャンスとなりました。

○1 リーガルバローズ(牡3、東眞市厩舎)は、JRA未勝利から10月に佐賀へ転入。初戦のC1級5組(10月10日、1400メートル)を勝利し、ここまでの3戦いずれも馬券圏内を確保しています。C1級特選は初挑戦となりますが、JRAでは芝の中長距離戦で6度掲示板内に進出していました。距離延長を味方につけ、特選初戦から優勝争いが期待されます。

▲9 オドルキツネ(牡3、真島元徳厩舎)は、長崎街道小田宿特選ではトゥザキングダムと同じような位置から、同馬より先に前へと進出しましたが、直線の伸びを欠いて勝ち馬からコンマ6秒差の4着でした。ここ4戦は中距離のC1級特選を走り、3着が最高着順ですが、いずれも掲示板内を確保と健闘しており、引き続き上位進出してきそうです。

そのほか、岩手から転入の△2 ピンクスパイダー(牡6、池田忠好厩舎)、笠松から転入の△8 ペインゴーアウェイ(牝5、土井道隆厩舎)の転入初戦馬2頭にも警戒が必要でしょう。

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ラピスラズリ特選の出走表はこちら

(文/上妻輝行)

 


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