レース展望・予想

ツムタイザンが2歳王者へ「園田ジュニアカップ」（園田競馬）

2020/12/31

31日（木）の園田競馬メイン第10レースに「第49回園田ジュニアカップ」（2歳定量、園田競馬場1700メートル）が行われます。

2着馬（スマイルサルファー）に8馬身差をつけ、逃げ切り圧勝した10月兵庫若駒賞の再現が濃厚な◎9 ツムタイザン（牡、大山寿文厩舎）の相手探しです。兵庫若駒賞を1番人気で3着に敗れたアイルビーゼア、前述スマイルサルファー、4着だったフセノチェリーなどの回避も、それを物語ります。兵庫若駒賞は4番枠から枠を主張し、10番枠からハナを狙って来たアイルビーゼアから主導権を奪いました。後はマイペースに落として押し切って勝利。直前に行われたB1と同じ勝ち時計を計時しています。続く、前走兵庫ジュニアグランプリJpnIIはプラス6キロの馬体で大山寿文調教師から「目標は次（園田ジュニアカップ）、地元馬には負けません」とコメントが出ました。初距離、外枠だけに折り合いの競馬もありますが、兵庫若駒賞同様の先行策が賢明と見ます。

相手は距離を経験している2頭を上位に置きました。前述アイルビーゼアと同じ新子雅司厩舎は○2 キングオブハーバー（牡、新子雅司厩舎）で挑みます。デビュー3戦目の前走を2番手から抜け出して初勝利です。内枠を生かして2番手がっちりから直線で差を詰めます。

続く、▲6 シェナキング（牡、山口浩幸厩舎）は武器の末脚で1700メートルを連勝しています。

3年連続兵庫リーディングの吉村智洋騎手が手綱の☆7 クルゼイロ（牡、長南和宏厩舎）も末脚勝負です。前走はシェナキングから1馬身半差の2着で、1番人気だったアイルビーゼアには先着しています。

ほか、デビュー2連勝後の前走でシェナキングの3着△11 パールプレミア（牝、新子雅司厩舎）、デビュー勝ち後に1700メートルを9、2着△10 ホットストリーク（牡、田中範雄厩舎）の8枠両馬も連対候補です。

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馬単　9→2・6・7・11・10（5点）
3連単（1軸流し）　9→2・6・7・11・10（20点）

園田ジュニアカップの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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