レース展望・予想

フェリシアルチアが今年を締めくくる「令和2年ラストラン特別」(金沢競馬)

2020/12/25

火、水、金曜日の変則で開催されている今年最後の金沢競馬。2020年のフィーナーレを飾る12月25日(金)の最終第11レースは「令和2年ラストラン特別」(A1級二組、金沢競馬場1500メートル)です。

◎11 フェリシアルチア(牝6、金田一昌厩舎)は先週も同じ距離で行われたこのクラスで後続を引き離して逃げて、ゴール寸前で勝ったサトノファンタシーに捕まりましたが、2着に粘り込みました。8月の読売レディス杯で大敗してからリズムを崩していましたが、終盤にきてようやく本来のスピードが戻ってきたようです。今回もネクサスエッジとの先手争いを制してペースを握ってしまえば、道悪馬場を味方にして押し切ることは十分に可能です。

○2 エイシンホープ(牝4、佐藤茂厩舎)は前走逃げたフェリシアルチアを3番手から追いかける展開となり、直線入口では一度は2番手まで浮上しました。結果的にサトノファンタシーに交わされて3着でしたが、1500メートル戦の持ち時計は更新しており、こちらも終盤にきて持ち直してきたようです。以前はもまれずに先行できないと崩れるモロさがありましたが、今は枠順に応じて差すレースもできるようになっています。今回も引き離して逃げるフェリシアルチアを好位から追いかける展開になりそうですが、混戦の次位争いから抜け出してきそうです。

▲3 エンドレスゴールド(牡5、加藤和宏厩舎)は差し馬にとって不利な馬場状態が続く冬場でも、前走は直線外から伸びたサトノファンタシーとたたき合って4着まで追い上げてきました。今夏に大井から移籍してきて掲示板を外したのは3走前の6着だけという堅実派で、底を見せていません。フェリシアルチアを楽に逃がさないよう先行集団が早めに競り合う流れになるなら、直線一気の浮上もありそうです。

△9 ネクサスエッジ(牝3、中川雅之厩舎)は前走直線入口で力尽きて8着に沈みましたが、それまでは必死に2番手をキープして見せ場はありました。A1級まで上がってくると楽には逃がしてもらえませんが、もしフェリシアルチアとの先手争いを制するなら巻き返しもありそうです。

△7 アルバリ(牡5、菅原欣也厩舎)も前走の中日杯も9着と見どころがなく終盤にきてやや伸び悩んでいる感じですが、夏場に連勝したA1級二組にクラスが下がれば復調のきっかけがつかめるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 11⇔2・3・9・7(8点)
3連単(フォーメーション) 11→2・3・9・7→2・3・9・7 2・3・9・7→11→2・3・9・7(24点)

令和2年ラストラン特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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