レース展望・予想

ナムラヘラクレスが逃げ切り連勝濃厚「落葉特別」（園田競馬）

2020/11/19

19日（木）の園田競馬メイン第11レースに「落葉特別」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

転入初戦はちょっぴり太め残りだったJRA3勝馬◎4 ナムラヘラクレス（牡6、玉垣光章厩舎）は叩き2走目の前走で一変して逃げ切り楽勝しました。JRAの初勝利は名古屋の条件交流戦を逃げ切る圧勝。しかし2勝目は、9カ月後の500万下（京都ダート1800メートル）でした。好位4番手を追走し、4コーナーで2番手まで押し上げると、ゴール前で逃げるカブキモノをクビ差交わして勝利。続く、1000万下（阪神ダート1800メートル）では2番手がっちりから直線中ほどで先頭、キクノルアの追撃をクビ差抑えて連勝しています。その後は勝ち星はなかったものの2着1回、3着4回が残っています。園田初戦は逃げるウィッシュノートの2番手を進んで3コーナーで先頭に立ちましたが、完璧マークのマコトパパヴェロ（前走の兵庫クイーンカップで初タイトル、現A1）に2馬身半差をつけられての2着でした。しかし続く、前述した前走の内容からその再現が濃厚です。

馬券的な興味は2、3着争いに絞られます。前走でナムラヘラクレスには2馬身半差をつけられましたが、2着○7 モズフレミントン（牡6、新子雅司厩舎）と、さらにアタマ差3着▲5 クールファンタジー（牝6、有馬澄男厩舎）を上位に置きます。モズフレミントンはJRA帰り2戦目から7連勝目のA1を早め先頭から押し切っています。また、約4カ月半ぶりの復帰戦だった3走前から3、8、2着。前走は3番手を追走から4コーナーで2番手まで進出して粘りを見せています。一方、クールファンタジーは今年2月にはA2を2番手を追走から直線差し切って勝利しています。

A2に戻った☆9 コスモグラトナス（牡5、保利幸作厩舎）は近走の堅実成績が魅力です。

九州産馬限定の重賞・霧島賞を3勝（16、17、19年）し、田中学騎手の△12 キヨマサ（牡8、松浦聡志厩舎）、下原理騎手が騎乗でスタートを決めると怖い△6 クイントゥープル（牝6、保利良次厩舎）なども連対候補です。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（ボックス）　4・7・5・9（12点）
3連単（1軸流し）　4→7・5・9・12・6（20点）

落葉特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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