レース展望・予想

ハクサンアマゾネス素質の違いで押し切るか「お松の方賞」(金沢競馬)

2020/10/25

10月25日(日)の金沢競馬メイン第10レースは「第1回お松の方賞」(3歳以上牝馬、金沢競馬場1900メートル)です。今年新設された東海地区との交流戦で名古屋から5頭、笠松から1頭が遠征してきました。しかし東海勢にA級で勝ち負けしているメンバーが見当たらないため、人気は地元・金沢勢に集中しそうです。

◎8 ハクサンアマゾネス(牝3、加藤和義厩舎)は、ゲート再検査で約2カ月ぶりの実戦となった前走のA1級一組で3着に競り負けましたが、直線半ばで一旦は先頭に立っており、古馬の一線級牡馬が相手でも見せ場を作りました。走破時計も優秀で、復帰戦を白星で飾ることはできませんでしたが、トップクラスでもやれる手応えはつかみました。前走時からレース間隔が12日とあまりないために、速い追い切りはかけられていませんが、休み明けをたたかれた効果は見込めます。1900メートル戦もMRO金賞で経験済みで、牝馬限定戦なら勝負どころから一気に駆け上がって4コーナーを先頭で回ることができれば、素質の違いで押し切れそうです。

○10 スターリングブルス(牝5、中川雅之厩舎)は、金沢に転入してきた当初は精彩を欠いていましたが、ここ2走はA1級一組で1、2着と連続連対して復調の兆しを見せています。元中央1勝馬で、昨年の兵庫クイーンカップで2着に詰め寄り、兵庫A1級でも勝ち星を挙げている実績は今回の顔ぶれでは抜けています。間隔をあけてのローテーションは予定通りで、中間は3本の追い切りをこなし今回に備えてきました。3走続けて1900メートルを走れるのはプラスで、今回も先団をにらみながら外めからレースを進めることができれば、直線抜け出すチャンスがありそうです。

▲12 ペイシャゲラン(牝6、名古屋・今津博之厩舎)は、元中央1勝馬で昨秋に名古屋へ転入するといきなり2連勝しましたが、A級昇格後は勝ち切れないレースが続いています。脚部不安のため今夏に放牧へ出されて今回は3カ月の休み明けとなりますが、追い切りでは併走馬に先着する動きを見せており、仕上がりは悪くありません。名古屋の1800メートルで勝っている実績から1900メートル戦は問題なさそうで、中団からひと伸びして上位争いに加わってきそうです。

△1 シーアフェアリー(牝5、名古屋・安部幸夫厩舎)も不気味です。名古屋ではまだB級1組を勝ち上がったばかりの身ですが、差しに回る展開でも結果を出せるようになっています。格上挑戦となりますが、前崩れの流れになるなら連絡みがあるかもしれません。

△7 アイリュミエール(牝6、加藤和宏厩舎)も大井から金沢に転入後、まだ複勝圏を外しておらず底を見せていません。今回も積極的なレース運びができるなら前残りがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 8・10→8・10・12(4点)
3連単(フォーメーション) 8・10→8・10・12→8・10・12・1・7(12点)

お松の方賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)

 


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