レース展望・予想

メンバーに恵まれたスワーヴノートン「カシオペア特別」(笠松競馬)

2020/10/20

10月20日(火)の笠松競馬メイン第11レースは「カシオペア特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。

勝ち負けレベルの馬ばかりで激しいVバトル必至。◎3 スワーヴノートン(牡6、田口輝彦厩舎)の素早い巻き返しを期待したい。今秋、中央2勝クラスから転入してきた実力派は、9月の準重賞でいきなり半馬身差2着に食い込んでみせた。中央時の主戦場が芝の中距離だったため、不安のある移籍初戦の好走は、小回りコースとダートへの適性があることを証明した走りでもあった。前走の重賞・オータムカップでは大きく失速し、まさかのシンガリ負けを喫したが、B級へ降級し、相手関係は大幅に緩和した。中央時の1勝はダート1200メートルで挙げており、当地1400メートル戦は悪くない条件でもある。力とプライドある走りで再出発を飾りたい。

転入後、2戦2勝と底を見せていないのが○7 ウインクルジニー(牝3、東川公則厩舎)。2走ともに好位から安定したレース運びで差し切る、センスのある勝利で仕留めた。3歳秋を迎え、メキメキ力をつけている。相手は大幅に強化されたが、3歳フレッシュパワーのあふれる勢いは魅力いっぱい。

▲2 ラインジュピター(牡4、笹野博司厩舎)は、マイルの前走B級1組は伸びひと息で3着に留まったが、2走前の同条件では後方から頭まで突き抜けている。先行、差し、どちらのレースもできる自在性のある脚質も強みの一つ。勝ち負けに欠かせない1頭だ。

B級へ降級し、条件が大幅に緩和された△1 オルオル(牝4、井上孝彦厩舎)に、ひと叩きした効果で上積みが大きい△5 ジュンケンジー(セン4、笹野博司厩舎)の一撃も差のないV候補。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔1・2・5・7(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・5・7→1・2・5・7 1・2・5・7→3→1・2・5・7(24点)

カシオペア特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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