ノーブルレゼルの相手探し（金沢競馬）

レース展望・予想

2020/10/18

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催になります。10月18日（日）は最終第11レースのB1級五組（金沢競馬場1500メートル）には、金沢に移籍後圧勝続きの連勝馬が登場します。

◎5 ノーブルレゼル（牡5、鈴木正也厩舎）は、名古屋在籍時に3勝を挙げて中央に復帰した経歴があり、中央1勝クラスでは苦戦が続いていました。しかし今年9月から金沢に移籍すると、いきなり2着馬を7馬身突き離して転入初戦を圧勝。続く2戦目も抑えきれない手応えで先頭に立つと、そのまま後続を7馬身引き離して楽に押し切りました。中央在籍時に中央1勝クラスのJRA交流戦で連絡みしていた実績から考えると、パワーが必要な砂が深い地方の馬場の方が力を発揮できるようです。今回は1500メートルに距離が延びますが、まだ余裕がある勝ちっぷりから問題はなさそうで、今回もスピードの違いを見せ付けそうです。

焦点は相手探しになりますが、○4 サーベラージュ（セン6、加藤和宏厩舎）の巻き返しに期待したいです。前走のB1級準重賞・恋路賞では上位人気に支持され、スタートで出遅れてしまい後方から追走になりましたが、早めに道中押し上げて4着と健闘しました。転入当初から激しい気性が災いしてスタート難はありますが、一旦エンジンがかかってしまえば馬群を割って突き抜けるパワーがあります。ノーブルレゼルが後続を大きく引き離して馬群がバラける展開になれば、決め手の違いで2着に浮上してくるシーンは考えられます。

崩れない先行スピードを披露している▲3 ホシフルドヒョウ（牡4、高橋俊之厩舎）も次位争い候補です。前走は直線内から伸びた勝ち馬に競り負けて2着でしたが、長期休養明けから5戦連続で馬券に絡む活躍を見せています。ノーブルレゼルの背後を追走して直線叩き合いに持ち込みたいところです。

短期放牧明けを叩かれた△7 ダレモカレモ（牡5、高橋優子厩舎）も上積みが見込めます。前走は先に直線抜け出したホシフルドヒョウを追い掛ける展開になり4着と連絡みできませんでしたが、好調時に近い走破時計で駆けており、約2カ月ぶりの実戦でも動いていました。外枠なら好位からのレースも可能なだけに粘り込みもありそうです。

△1 ドリームリッチ（牡4、金田一昌厩舎）は再び最内枠からの発走と試練続きですが、前走のように早めに外に持ち出して末脚を発揮できれば連対圏に浮上してくる地力はあります。

＜おすすめの買い目＞　
馬単　5→4・3・7・1（4点）
3連単（1軸流し）　5→4・3・7・1（12点）