レース展望・予想

ハクサンアマゾネス注目の復帰戦「倶利伽羅源平の郷賞」(金沢競馬)

2020/10/13

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬、10月13日(火)のメインカードは「倶利伽羅源平の郷賞」(A1級一組、金沢競馬場1500メートル)です。注目の3歳最強牝馬が戦列に復帰します。

◎5 ハクサンアマゾネス(牝3、加藤和義厩舎)は3歳牝馬重賞の加賀友禅賞でスタートから積極策を打って押し切りましたが、ゲート入りの際にゴネてしまい時間がかかったため、発走調教の再検査の指示を受けてしまいました。そのために石川ダービーを制した時に目標にしていた笠松の西日本ダービーに選定されず、盛岡のダービーグランプリにも進むことができませんでした。全国区デビューはお預けとなりましたが、重賞続きで蓄積された疲れを癒やすにはいい休養になったようです。初の古馬との対戦でA1級一組は楽な条件ではありませんが、今後は短距離路線で全国区を目指す方針だけに、まずはこの1500メートル戦で古馬の重賞常連組らを打ち負かして、自信をつけたいところです。

○4 アルバリ(牡5、菅原欣也厩舎)は前走の1700メートル戦でも4コーナーひとまくりで先頭に立って勝利しており、A1級二組で2連勝中です。A1級一組では3走前に5着に敗れていますが、A級のペースにも慣れて自信を取り戻した今の状態なら差はないはず。暑い夏場は月1走のローテーションでしたが、涼しくなり中1週で使えるのは体調面もいい証拠です。今回も中団から一気にコーナーを駆け上がって上位進出をもくろみます。

この2頭に立ちはだかるのが古豪の▲7 トウショウデュエル(牡8、佐藤茂厩舎)です。前走のイヌワシ賞は速い流れについて行けず7着に敗れましたが、今春の利家盃で3着、百万石賞でも2着と馬券に貢献した内容から見直しは必要です。約1カ月半ぶりの実戦ですが、追い切りの動きを見る限りでは大分持ち直してきており、好位から逃げた馬をにらみながらレースを進めることができれば、1500メートル戦でも底力の違いで直線抜け出してきそうです。

休み明けでも気配の良さが目につくのは△3 ファストフラッシュ(牡5、鈴木正也厩舎)です。金沢スプリントカップ4着後に小松温泉牧場へ短期放牧に出されて立て直しが図られており、夏場を休養にあてたことで馬体に良さが戻って、追い切りでは好時計を連発しています。積極的なレースを試みることができれば前残りもありそうです。

△2 フェリシアルチア(牝6、金田一昌厩舎)もスタートダッシュの速さなら負けていません。名古屋のベイスプリントに遠征した前走は先手が奪えず6着と不完全燃焼に終わっただけに巻き返しを狙います。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→4・7・3・2(4点)
3連単(1軸流し) 5→4・7・3・2(12点)

倶利伽羅源平の郷賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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