レース展望・予想

韋駄天ステラモナーク重賞6勝目へ「秋の鞍」(名古屋競馬)

2020/10/12

10月12日(月)の名古屋競馬メイン第11レースは「第31回秋の鞍」(3歳、名古屋競馬場1400メートル)。

東海の3歳戦線ラスト重賞は地方全国交流のハイレベルSP1。今年から1400メートルへ距離が短縮し、爽快感満点のスピードバトルが繰り広げられる。

遠征勢が5頭と力把握も鍵になるが、1400メートルでセールスポイントの快速先行がいっそう生きる、◎10 ステラモナーク(牝、兵庫・新子雅司厩舎)を中心視だ。1月の園田クイーンセレクションから重賞4連勝を飾った韋駄天で、兵庫ダービーでも半馬身(コンマ1秒)差2着に粘り込んだ園田のトップホース。今秋、復帰戦の園田オータムトロフィーも自慢のスピードで難なくねじ伏せて快勝。絶好のスタートを切ってみせた。休養明けをひと叩きした上積みが見込める上、小回り名古屋コースは3月の若草賞を抜群のタイムで6馬身ちぎった絶好舞台。先行ライバルぞろいだが、ワンクラス上のスピードを見せつけたい。

実績上位は全日本2歳優駿JpnI(19年12月・川崎)優勝と華麗なキャリアを持つ○11 ヴァケーション(牡、川崎・高月賢一厩舎)。3歳になってからは4戦して1度の3着が最高と成績ひと息で前走の重賞・戸塚記念ではまさかの12着大敗を喫した。ただ、超ハイレベルな南関東地区だけに見直しはきく。勝ち星があるのはマイルまでの距離。久々の短距離に戻って輝きを取り戻すか。

地元勢では東海ダービー馬▲4 ニュータウンガール(牝、井上孝彦厩舎)に熱い視線が注がれる。ダービー制覇後のMRO金賞、岐阜金賞はともに銀メダルに甘んじたが、元来、夏場は調子ひと息なタイプ。振り返れば昨年も10月の準重賞・ジュニアクラウンVから快進撃がスタートした。1年ぶりの短距離1400メートルも、柔軟性があってレースのうまいタイプで大きな心配はいらない。東海ナンバーワンの意地を発揮したい。

遠征重賞の強さにも定評がある南関東のビッグブランド・小久保智厩舎の△3 エストラード(牡、浦和・小久保智厩舎)に、夏の岩手で重賞2勝を飾って再転入した地力派△12 エイシンハルニレ(牡、角田輝也厩舎)も軽視できない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 10⇔3・4・11・12(8点)
3連単(フォーメーション) 10→3・4・11・12→3・4・11・12 3・4・11・12→10→3・4・11・12(24点)

秋の鞍の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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