レース展望・予想

今年も大井勢、サラーブ中心「読売レディス杯」(金沢競馬)

2020/08/18

8月18日(火)の金沢競馬メイン第11レースで、グランダム・ジャパン(GDJ)古馬シーズン第6戦「第38回読売レディス杯」(3歳以上牝馬、金沢競馬場1500メートル、地方全国交流)が行われます。

今年も各地から出走申し込みが多かったですが、最終的に大井から3頭、兵庫と北海道から各1頭が参戦してきました。昨年は4コーナー内から抜け出した大井のジェッシージェニーが快勝して3連単は24万円台の大波乱となりましたが、今年も激戦ムードが漂います。

このレースは3年連続で大井所属馬が制していますが、今年も◎11 サラーブ(牝5、大井・藤田輝信厩舎)に注目が集まりそうです。昨夏に中央で3勝目を挙げた直後に大井へ移籍し、まだ勝ち星はA2一組の条件戦のみですが、前走の川崎・スパーキングレディーカップJpnIIIでも6着とダートグレードで入着が狙えるレベルから、地方馬限定の交流戦なら力量は一枚上の存在です。JRA勢が不在なら先行することは容易で、逃げる馬をにらみながら外め好位からレースを運ぶことができれば、直線抜け出してきそうです。

○10 アークヴィグラス(牝4、北海道・小野望厩舎)は、2歳時に6連勝で東京2歳優駿牝馬を制してGDJの2歳シーズンチャンピオンに輝いています。今年4月まで南関東で走っていましたが、6月からデビューした北海道に戻っています。サラーブとは昨年末の大井・東京シンデレラマイルと4月の浦和・しらさぎ賞で2度対戦して先着されていますが、立て直された今の状態なら着差は縮められそうです。北海道からの長距離輸送さえ問題なければ、2年前の勢いを思い出させるパーフォーマンスが期待できます。

GDJ第4戦の兵庫サマークイーンを逃げ切った▲2 エイシンセラード(牝5、兵庫・橋本忠明厩舎)も見逃せません。中央で4勝を挙げながら名古屋と大井では重賞勝ちを飾ることができませんでしたが、兵庫でついに念願のタイトル奪取を果たしました。以前に比べてゲートを出てからの反応が良くなっており、今回も内枠から発馬を決めて自分のペースで走ることができれば重賞連勝もあるかもしれません。

△8 ナンヨーオボロヅキ(牝4、大井・高野毅厩舎)は中央未勝利で高知に転入してから素質が開花したスピード馬です。これまで高知優駿をはじめ重賞3勝を飾っており、昨年終盤に大井へ移籍してからも佐賀ヴィーナスカップで2着に粘り込んでいます。前走出走を予定していた浦和のB級戦が大雨で取止となったため1カ月ほどレース間隔は空きましたが、引き続き追い切りの気配は悪くありません。

地元金沢勢では3連勝中の△5 フェリシアルチア(牝6、金田一昌厩舎)に期待です。前走の日本海スプリントでもゲートから鋭く飛び出して先手を奪うと、東海地区のスピード自慢たちに4コーナーで並びかけられながらも直線入口で振り切って、コースレコードで押し切ってしまいました。1500メートルに距離は延びますが、今回も先手を奪ってどこまで辛抱できるかがポイントになります。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 11⇔10・2・8・5(8点)
3連単(フォーメーション) 11→10・2・8・5→10・2・8・5 10・2・8・5→11→10・2・8・5(24点)

読売レディス杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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