レース展望・予想

順調度でマスターフェンサー「マーキュリーカップ」（盛岡競馬）

2020/07/21

21日（火）盛岡競馬メイン第10レースは「第24回マーキュリーカップJpnIII（メイセイオペラ記念）」（盛岡競馬場ダート2000メートル）。

◎3 マスターフェンサー（牡4、JRA・角田晃一厩舎）はアメリカ3歳二冠に挑戦し6、5着から帰国後、2勝をマークしてオープン入り。その後2戦ともエルデュクラージュの2着に敗れ、詰めに課題を残しますが、順調度が何よりも強み。盛岡2000メートルとコース形態が似た東京ダート2100メートルで1勝、2着2回。3走前を勝利に導いた川田将雅騎手とコンビを組み、必勝態勢で臨みます。

○9 デルマルーヴル（牡4、JRA・戸田博文厩舎）は兵庫ジュニアグランプリJpnII、名古屋グランプリJpnIIとダートグレード2勝。さらにジャパンダートダービーJpnI・2着、全日本2歳優駿JpnI・2着、川崎記念JpnI・3着など断然の実績を誇ります。今回はドバイ開催中止、帝王賞JpnI除外だったためフェブラリーステークスGIからぶっつけで臨み、トップハンデの57キロ。課題は少なくありませんが、絶対能力でカバー。秋に向けても弾みをつけたいところでしょう。

▲8 ヒストリーメイカー（牡6、JRA・新谷功一厩舎）は近年、マーキュリーカップJpnIIIと連動性が高い平安ステークスGIIIから出走。強豪がそろった中で4着も心強い材料です。待望の初重賞制覇の期待が膨らみます。

△7 アポロテネシー（牡5、JRA・鈴木伸尋厩舎）は東京ダート2100メートル2勝、新潟ダート1勝。盛岡コースが向きそうです。

△5 リンノレジェンド（牡4、北海道・林和弘厩舎）は黒潮盃、ダービーグランプリ、道営記念と圧巻の3連勝。今季2戦は凡走でしたが、前回快勝で上昇ムード。

△1 ランガディア（牡6、板垣吉則厩舎）は転入後、重賞3連勝。地の利を生かして上位確保なるか。

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馬単　3→9・8・7　9→3・8（5点）
3連単（フォーメーション）　3・9→3・7・8・9→3・7・8・9（12点）

マーキュリーカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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