レース展望・予想

勢い止まらぬエンドレスゴールド「夏木立賞」(金沢競馬)

2020/07/20

今週の金沢競馬は月、火曜日の2日間連続開催になっています。7月20日(月)の最終第12レース「夏木立賞」(B2特選、金沢競馬場1500メートル)は、近2走以内に勝ち星を挙げた好調馬ばかりを集めた好カードになっています。

人気は割れそうですが、まず注目したいのは◎9 エンドレスゴールド(牡5、加藤和宏厩舎)です。前戦地の大井ではC2クラスで苦戦していましたが、金沢に移籍すると3戦3勝と一変しました。前走も馬なりで先団を交わして4コーナーから先頭に立つと、そのまま2着を6馬身引き離す強いレース内容でした。中団から伸びて一気に前を捕らえるレースぶりから1500メートルに距離が延びても問題はなさそうで、特選でメンバーはそろいましたが、まだ余裕がある勝ちっぷりから連勝は伸ばせそうです。

○2 コードジェニック(牡3、金田一昌厩舎)も古馬相手に2連勝中と勢いに乗っています。B2級に昇級となった前走も手綱を持ったままで4コーナー外から先団に並びかけると、直線半ばで気合をつけるだけで、併走する2頭を4馬身以上も置き去りにしました。まだ成長途上ですが、転入当初に比べて追走で下がることもなくなって、レースぶりが安定してきています。石川ダービーで戦ったハクサンアマゾネスがB1級以下戦で楽勝しただけに、B2級ならあっさり勝っても不思議ではありません。

▲5 ドンナフォルテ(牝3、金田一昌厩舎)も古馬相手に2連勝を飾って調子を上げています。特に前走は金沢では負けたことがなかったウラカワノオトを抑えて逃げ切ったスピードには驚かされました。主戦の藤田弘治騎手がコードジェニックを選んだために柴田勇真騎手に乗替わりますが、前走のように先手を奪ってペースを握ってしまえば持ち前のスピードは発揮できます。長引く雨の影響で水が浮く道悪馬場になるなら、逃げ切りは十分に考えられます。

△7 ハイランドグラス(牡8、金田一昌厩舎)はゲート再検査で2カ月ほどレース間隔は空きましたが、B2級で2連勝して自信を取り戻しつつあります。昨夏に大井から移籍してきた当初はA2級でも馬券に絡んでおり、このクラスなら底力は上位の存在。ゲート入りさえスムーズなら、決め手の違いを発揮してきそうです。

△8 カトリーヌレーヴ(牝4、高橋道雄厩舎)も前走のB2級以下牝馬限定戦で久々に勝ち星を挙げて復調の兆しが見えました。走破時計も詰めており、今回も早めにエンジンがかかるなら上位争いに加わってきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔2・5・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 9→2・5・7・8→2・5・7・8 2・5・7・8→9→2・5・7・8(24点)

夏木立賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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