レース展望・予想

底力あるグランドサッシュの連勝なるか「パールオープン」(名古屋競馬)

2020/06/26

6月26日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「パールオープン」(A級1組、名古屋競馬場1900メートル)。

中央の実績派◎1 グランドサッシュ(牡9、榎屋充厩舎)の連勝に期待したい。小回り適性など転入初戦で不安材料があった前走A級3組では、後方からのレースを余儀なくされながら外をまくり気味に上昇。セーフティーリードを保って逃げた重賞ウイナー・トリマゴラッキをシャープな決め脚で、直線豪快に捕らえたのは中央4勝の底力だった。9歳を迎えたが自慢の差し脚は衰え知らず。芝・ダート問わず中央の中・長距離でもまれた経験値の高さを示す走りだった。距離は引き続き得意な1900メートル。当地初のオープンでも中央戦歴からまったくヒケはとらない。

もちろん当地での戦績上位は○2 ビターレ(牡6、藤ケ崎一人厩舎)と▲3 サンデンバロン(牡8、塚田隆男厩舎)。ただビターレは復帰2戦目の割に依然調教が軽めで、サンデンバロンは夏場に弱く前走のオープン7着のレース内容がひと息。ともに力、実績は認めてもやはり割引が必要。

一発が期待できるのは△4 モズオラクル(牡5、安部幸夫厩舎)。距離やメンバーよりも、好走パターンの主導権が握れるかがポイントになる。強さとモロさが同居する典型的な逃げタイプだが前走のように先制できると強さを発揮する。

距離実績一番の△5 アスタークライ(牡6、原口次夫厩舎)にも警戒が必要。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔2・3・4・5(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・3・4・5→2・3・4・5 2・3・4・5→1→2・3・4・5(24点)

パールオープンの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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