レース展望・予想

昨年のダービー馬が成長の跡をみせる「早乙女特別」(園田競馬)

2020/06/10

10日(水)の園田競馬メイン第11レースに「早乙女特別」(A2・B1混合、園田競馬場1870メートル)が行われます。

昨年の兵庫ダービー馬◎4 バンローズキングス(牡4、松平幸秀厩舎)が前走で古馬相手に初勝利の余勢を駆ります。一冠目・菊水賞は好位を追走しましたが伸びず6着に敗れました。続く、二冠目(当時)の兵庫チャンピオンシップJpnIIではJRA勢3頭に先着する3着善戦が三冠目(当時)・兵庫ダービーに直結します。好位の内をキープすると、3コーナーで先頭に立ったテンマダイウェーヴを追い4コーナーで捕まえ、直線で引き離しました。その後も重賞で3、2、3、6着後に昨年暮れから古馬B1に格付けされました。4、2、2、4、2、6、3着後の前走が古馬初勝利です。7頭立て3番手の内で折り合いました。直線まで待って外に出してゴール前で鋭く伸び、前を行く2頭(クールスモーキー、エストレラブランコ)を一気に飲み込みました。昇級戦ですが、前走勝ちの内容を評価し、クリアすると思います。

勝ってクラス据え置き○7 イスズイーグル(牡7、大塚信次厩舎)を相手筆頭に置きます。前走は9頭立て7番手を進んで3コーナー手前から内々を追い上げます。直線に入っても内ラチ沿いを突いて、大外から伸びたオオエフォーチュンをクビ差抑え、A2の2勝目です。初めて背負う58キロを克服なら逆転もあります。

JRAから転入初戦で下原理騎手が手綱▲1 イルフォーコン(牡7、石橋満厩舎)は1000万(2勝クラス)で2、3着各2回の成績を残しています。末脚が武器のタイプです。

A2を2勝でA1経験のある☆2 スリーピーアイ(牡6、北野真弘厩舎)、大外の味方は大きい△12 メイショウミツボシ(牡8、新子雅司厩舎)、テンから動いて粘り込む△5 イケノオテンチャン(牝4、高馬元紘厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 4・7・1・2・12(20点)
3連単(ボックス) 4・7・1・2(24点)

早乙女特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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