レース展望・予想

ベストの距離でキングジャガー「あすなろ賞」（盛岡競馬）

2020/06/09

9日（火）盛岡競馬メイン第12レースは準重賞「あすなろ賞」（オープン、盛岡競馬場ダート1800メートル）。

◎10 キングジャガー（牡6、板垣吉則厩舎）は佐賀から2度目の里帰り。初戦の水沢1600メートルを圧勝し、久々の勝利を飾りました。続いて1300メートル戦へエントリー。5頭立ての少頭数でしたが、短距離のスペシャリストが勢ぞろい。それでも果敢に逃げて3着と見せ場を作りました。今回の舞台は盛岡ダート1800メートル戦。ペースが一変し、戸惑いそうな印象がありますが、過去5戦1勝、2着3回。むしろベスト条件といっても過言ではありません。好位追走から抜け出しを決めたいところでしょう。

○12 グランユニヴェール（牡7、櫻田康二厩舎）は今季4戦2勝と好調キープ。特に前走で同じ盛岡1800メートル戦を快勝したのも心強い材料です。昨年もあすなろ賞へ挑戦してハドソンホーネット、チェリーピッカーに続いて3着確保。当時のメンバーを考えると今回は相手が大幅に緩和。逆転2連勝に王手をかけました。

▲1 ピアノイッチョウ（牝6、板垣吉則厩舎）は中央ダート1勝、2着3回から南関東へ移籍。川崎2000メートル（B2・B3）を8馬身差で逃げ切った実績を誇ります。牝馬ながら体重550キロ前後のパワータイプ。距離1800メートルも合い、いきなり勝ち負けに持ち込めそうです。

△9 センティグレード（牡9、千葉幸喜厩舎）は今年1月のトウケイニセイ記念を制し、重賞ウイナーの仲間入り。盛岡未勝利ですが。まくり脚が驚異の的。

△6 パンプキンズ（牡4、伊藤和忍厩舎）は前走2着で通用のメド。マイペースなら粘り発揮。

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馬単　10→9　（ボックス）　10・12・1（7点）
3連単（フォーメーション）　10・12→1・10・12→1・2・6・9・10・12（16点）

あすなろ賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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