レース展望・予想

勢い駆っての重賞挑戦ハナイロコマチ「徽軫賞」(金沢競馬)

2020/06/07

今週の金沢競馬も日、火曜日の通常開催になります。6月7日(日)のメインは最終第12レースで行われる「第2回徽軫(ことじ)賞」(3歳以上牝馬、金沢競馬場1500メートル)です。新設された昨年度は人気薄の馬が連に絡んで3連単2万円台の高配当になりましたが、今年度も中心馬不在の混戦模様になっており、波乱の雰囲気が漂います。

◎12 ハナイロコマチ(牝4、中川雅之厩舎)は昨季終盤に北海道C3級から金沢に転入してきて、いきなり逃げて初勝利を飾ると、その後もスピードを発揮して4戦連続で連対を外していません。まだB級の身でいきなりオープン重賞に挑戦するのは楽ではありませんが、金沢にきてからの充実ぶりを考えると、今回の混戦メンバーならチャンスはありそう。追い切りでも直線で切れのある動きを見せており、もまれる心配がない外枠発走も好材料です。

一番格上なのは○3 フェイマスラブ(牝6、佐藤茂厩舎)です。前走の利家盃では後方のまま9着に敗れましたが、2走前のA1級二組の1500メートル戦で勝ったトウショウデュエルの2着に追い上げており、この顔ぶれなら決め手の鋭さは勝っています。再び距離が短くなりますが、後方に置かれることなく追走できれば、直線一気に伸びて先団を捕らえてしまいそうです。

▲1 ミスアンナ(牝6、中川雅之厩舎)も今季開幕戦からA1級で入着いっぱいのレースが続いていますが、フェイマスラブと同様にここに入れば格上の存在です。夏場になると調子を上げてくるタイプで、1900メートル戦の前走でも好位から下がらず4着とレースぶりが良くなっています。今回も前々で積極的に運べるなら、4着だった昨年以上の順位が見込めそうです。

△7 ミラクルフーガ(牝4、金田一昌厩舎)はA1級に昇級となった前走こそ7着に敗れましたが、牝馬限定戦なら見直しは必要です。中団からひと伸びできれば、上位争いに加わってきそうです。

前走2着に粘った△6 フラッシュアロー(牝4、金田一昌厩舎)も1500メートル戦は歓迎で、ハナイロコマチとの先手争いを制するなら前残りもありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 12⇔3・1・7・6(8点)
3連単(フォーメーション) 12→3・1・7・6→3・1・7・6 3・1・7・6→12→3・1・7・6(24点)

徽軫賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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