レース展望・予想

ヴェルジェーズA2級初勝利なるか「孟夏特別」(園田競馬)

2020/06/03

3日(水)の園田競馬メイン第11レースに「孟夏特別」(A2、園田競馬場1230メートル)が行われます。

連続2着◎5 ヴェルジェーズ(牝5、盛本信春厩舎)がA2の初勝利を目指します。A級には数少ない地元デビュー馬。デビューから昨年5月の最初のA2昇級までは、16戦10勝、2、3着各2回の成績です。その10勝と今年2月のB1戦の計11勝は総て逃げ切りです。A2昇級後はハナを切っていませんが、近2走は2番手を追走です。前々走は逃げたスリングショットをクビ差捕まえましたが、4番手から伸びたエレスチャルにクビ差負けです。前走も同じようなレースになってキーサンダーにゴール前で差されています。さて、今回は枠を主張して2月以来の逃げを打ってゴールまで突っ走ります。

JRA2勝クラス(3勝)から転入2走目○8 ウラガーノ(牝6、小牧毅厩舎)の変わり身必至です。太め残りだった前走は前述ヴェルジェーズをマークするも、バテたスリングショットをクビ差捕まえ3着が精一杯でした。馬体が絞れて、JRAでのデビュー2、3戦目に見せた器用な末脚が発揮できれば逆転もあります。

JRA2勝クラスから転入初戦▲6 ナムラムート(牡6、橋本忠明厩舎)はベストが逃げですが、すぐ内にヴェルジェーズがいるだけに2番手からの競馬だと思います。流れに乗れば前述した両馬に肉薄です。

昇級初戦で3着☆12 ラガーユミリン(牝6、尾林幸二厩舎)は堅実駆けが魅力。今回は初の1230メートルの克服がカギになります。

JRA2勝クラスから転入3走目△10 スタークォーツ(牝4、諏訪貴正厩舎)、内枠から積極策で△2 マコトパパヴェロ(牝6、木村健厩舎)なども連対候補です。

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孟夏特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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