レース展望・予想

ウェーブキングら夏至賞上位3頭の争い「ラベンダー特別」(佐賀競馬)

2020/06/28

28日(日)の佐賀競馬メイン第10レースは「ラベンダー特別」(B級2組、佐賀競馬場1750メートル)。

◎7 ウェーブキング(牡8、大垣敏夫厩舎)は、2月のB級昇級初戦から一貫して中距離の特別クラスを使われましたが、前々走までの8戦は3着5回となかなか勝利を挙げられませんでした。しかし、前走の夏至賞(6月13日、1800メートル)では、3番手から4コーナーで先頭に立つと、最後にゲットワイルドに詰め寄られましたが、クビ差(タイム差なし)凌いで勝利しています。今回は出走馬10頭中8頭が夏至賞からの参戦となり、前走の再現も十分に可能でしょう。

○1 ゲットワイルド(牡4、山田徹厩舎)は、3月の佐賀転入後は5連勝し、前々走からB級特別クラスへ出走。鶴見岳特別(5月30日、1750メートル)ではクベーラから3/4馬身(コンマ2秒)差、夏至賞ではウェーブキングからクビ差と、いずれも惜敗の2着でした。今回もその両馬との対戦ですが、勝利を得る力は十分に持っています。

▲5 クベーラ(牡8、真島元徳厩舎)は、前々走の鶴見岳特別の勝利で夏至賞では負担重量が57キロとなり、ウェーブキングからコンマ6秒差の3着と、この馬にしては勝ち馬からやや離されていました。今回も引き続き57キロでの出走ですが、力量は互角以上なだけに、展開次第では巻き返しも十分に考えられます。

夏至賞4着のボルドネス(セン8、真島元徳厩舎)、同5着のコスモポッポ(牡8、山田義人厩舎)も、ウェーブキングからはそれぞれコンマ7、8秒とそれほど離されてはいませんでしたが、今回はやはり3強の争いとなりそう。一角崩しまではやや厳しそうです。

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ラベンダー特別の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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