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レース展望・予想
短距離王への足がかりにジョウラン「ジャスタウェイ・プレミアム」(門別競馬)
2020/04/22
4月22日(水)の門別競馬メイン第10レースは、「ジャスタウェイ・プレミアム」(A1~A4-1、門別競馬場1200メートル)。
15日に開幕した今シーズン、古馬戦線で最大のトピックスと言って良さそうなのが短距離路線の拡充だろう。昨季までJBC指定競走に位置づけられていた道営スプリント(1200メートル)が今季ついにH1昇格を果たし、施行日もクライマックスとなるシーズン最終日に移設。シーズン最終競走・道営記念の一つ前の準メイン競走として、そして真の古馬スプリンター決定戦として華々しく行われることになっている。そして、昨年まで道営スプリントが行われていた時期には、新設のウポポイオータムスプリント(1200メートル)が加わり、こちらがJBC指定競走として行われることも決まっている。
前置きが長くなったが、このように大幅に拡充された古馬スプリント路線の開幕戦として行われると言ってよいのが、このジャスタウェイ・プレミアムである。
ということで、今季スプリント路線を牽引する存在となるだろうと期待する◎10 ジョウラン(牡4、田中淳司厩舎)を中心視したい。昨季3歳クラシック路線は、距離の壁にぶつかった印象だったが、1200メートルに短縮後は圧倒的なスピード能力を発揮して2連勝。前走エトワール賞では2着タイセイエクレール以下を大きく突き放す楽勝で、3歳にしてトップスプリンターへの道を自ら切り拓いてみせた。今回はそれ以来となる8カ月余ぶりの復帰戦だが、直前の坂路でも好時計を連発しており態勢は整ったと踏んで良さそう。外から被せられる懸念も小さい7枠10番からの発馬なら、スピードの違いを見せての3連勝に期待が高まる。
強敵はもちろん○9 ソルサリエンテ(牡6、松本隆宏厩舎)。15勝すべてをこの門別1200メートルで挙げており、昨季最終出走でも今回も有力馬の一角となるカツゲキライデン、フジノパンサーらを退けている。4コーナーから直線でジョウランが後続を突き放しにかかると想定される展開面も絶好となりそうで、差し切りVまで見込んでよいだろう。
△5 ニットウスバル(牡8、佐久間雅貴厩舎)は今回が休養明けの転入初戦でも、JRA6勝の元オープン馬でその底力は脅威。直線インをついて末脚を伸ばしてきそうな△6 ナリユキマカセ(牡7、桧森邦夫厩舎)ともども、連下で押さえたい。
<おすすめの買い目>
馬単 10→9(1点)
3連単(フォーメーション) 10→9→5・6(2点)
(文/HDK)
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